ピアストラブル、その症状と治療ピアストラブル、その症状と治療

1.ピアス穴が腫れて痛がゆい!(刺激性皮膚炎、アレルギー性接触皮膚炎)

どんな病気?

いわゆるピアスかぶれです。イヤリングでもかぶれることがありますが皮膚を貫くピアスではリスクが高まります。症状はまず、耳たぶの皮が剥ける、赤くなる、むず痒い感じで始まります。ひどくなると、痛がゆくなり、赤く腫0れ上がり、汁が出てカサブタになる、水ぶくれになる、皮膚が黒ずむこともあります。更に悪化するとキズが硬く盛り上がるケロイドになることも!

なぜこうなるの?

ピアスをつけている時、ピアスの金属部分が汗や体液に触れると金属成分がイオンとなって溶け出し、これが皮膚を刺激して赤みや痒みの原因になります。これがピアスかぶれ(刺激性皮膚炎)。かぶれを繰り返すうちに金属に対してアレルギーをもつようになり、少しの間つけているだけでもすぐにかぶれるようになります。これが金属アレルギー。ネックレスや腕時計でも起きることがありますが、皮膚が薄く敏感な耳たぶでは特におきやすいトラブル。またアトピーや皮膚の敏感な方は皮膚のバリア機能が落ちていてかぶれやすいので気をつけましょう。

対処法、治療法は?

痛がゆくて気になるからと、しょっちゅうピアスに触れると悪化させるので注意。まずピアスを外し、ピアスと耳たぶを石鹸で洗いましょう。消毒液は皮膚炎には無効なうえ、消毒液自体の成分がかぶれを起こしやすいので勧めません。石鹸やシャンプーは問題ありませんが良くすすいで下さい。もし特定のピアスでだけかぶれる場合は、そのピアスはもうつけない方が良いでしょう。赤みがあって不安定な時期はピアス穴がふさがりやすいので調子の良いピアスだけつけるようにします。改善がみられない場合は、抗生物質入りあるいはステロイド入り軟膏が有効なこともありますので皮膚科で相談してみましょう。
尚、かぶれが酷い場合やファーストピアスを開けた直後はピアスを外すとピアス穴が閉じてしまいます。症状が落ち着くまでの2ヶ月くらい、一時的にシリコン製のピアスに入れ替える治療法もありますので医療機関で相談してみましょう。

予防法は?

ピアスかぶれは金属の質により起きるので、ピアスは高価でも良質なものを選びましょう。プラチナ、18金やチタンがトラブルが少ないと言われています。通販や露店で売られているピアスにはニッケルやクロムなどのアレルギーの原因となる不純物が多いので要注意。予防法として他にキャッチや軸をシリコンでコーティングしたもの、ピアスにコーティング材を塗るなどがありますがどのような方法でも100%防ぐことが出来ません。アレルギーの原因を調べたい人は病院で相談し、パッチテストという検査してもらうのもよいでしょう。

ピアスかぶれはアトピーや皮膚の敏感な方に特におきやすいトラブルですが、ネックレスやブレスレットでかぶれたことのある方はピアス自体を避けた方が良いかもしれません。いつもは問題がない方でも体調が悪い時や海水浴の時は起こしやすいのでピアスを外す様にしましょう。またピアスで耳を締めつけないことも大切です。また、ピアスを沢山開けている人ほど金属アレルギーの率が高いことが知られています。リスクを小さくするためにピアスは両耳一つずつにとどめるべきでしょう。

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